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2023/10/8 東京ビッグサイト☆  J庭54☆ 新刊情報!

今回のたろまろは特設ジャンル「ホラー・オカルトBL」で参戦いたします。たろまろと言えばホラーBLと言いましょうか。(誰も言ってない?)


もちろんラブコメも大好きなのですが、つい幽霊とか主人公たちを恐怖に突き落とす怖い人間を登場させたくなってしまう悪いクセがあります。吊り橋効果ってありますよね。事件の合間に頼りがいのある攻めにキュンとしちゃったり、弱ってる受けを見て、いつもはクールでなんならちょっと意地悪なくせに優しく抱擁しちゃったりする攻めキャラを書くのが好きなんです。※逆パターンもあります。


ずっとウフウフキャッキャッしていたいのに、それを状況が許さないとか、理不尽な障害も楽しいですよね! 


そんなホラーBL……好きで楽しく書いているけれど、あまり需要はないだろうか? と考えることもありまして、今回の特設ジャンルが発表された時は「うおおおおおおおおっ!」と喜んだ次第です。このジャンルが好き! という読者様と出会えたらとずっとワクワクしております。出会いたいです!


ただ張り切り過ぎて、新刊を四冊も用意してしまいました。


この特設ジャンルがなかったら書籍にしなかったかもしれない幻のホラーBLです。本当に機会を与えてくださったお庭には感謝しかございません!



新刊情報① 「あなたをずっと探してる」



133174文字 178頁 A5サイズ二段組イベント価格 1000円


◆あらすじ◆


大学生の瀬野航太と親友の樋口のふたりは、夏休みのバイトをしようと遊園地の巨大お化け屋敷の幽霊役の面接を受けた。しかし、受かったのは航太ひとり。

しぶしぶバイト初日にでかけた航太だったが、巨大お化け屋敷の一室で、幽霊に仮装した男に襲われてしまう。意識が朦朧とするほど犯された航太は気絶する寸前に、仮装した男が樋口だと気づくのだった。目が覚めた時、樋口はいなくなっていた。

携帯のアドレスも消滅している。大学の友人たちに連絡先を教えてもらおうとすると「樋口なんて知らない」と言われてしまう。

なんであんなことをしたの? 親友だと思っていたのは自分ひとりだったのか……。

航太は混乱とショックで数日落ち込むが、樋口を探すことを決意する。しかし、どう探してよいのか分からない。あてもなく夜の街をさまよううちに精神は徐々に不安定になっていき、とうとう樋口の幻を見るようになってしまう。そんな航太の前に「樋口を知っている」という男が現れた。航太は親友を取り戻すことができるのか。


◆「あなたをずっと探してる」解説


こちらは闇&病みーな一品でございます。

注意としてはモブ姦描写ありです。そういうの苦手なんです……という方には不向きな一品かもしれませんが、すべては航太の樋口への強すぎる想いが引き起こしております。


航太は信用のできない水先案内人として、読者様を迷路に導きます。迷路の先に見つけたひとつの真実と事実に向き合った時の、読者様の感想を是非知りたいです。

そして出来ることなら、二度読んでいただきたいのです。

真実と事実を踏まえた上で読むと、別の角度で物語を楽しめると思います。


たろまろバッドエンドは嫌いですので、最後はもちろん! ハッピーエンドです。

この終わりが幸せに繋がっていく、ふたりの明るい未来を思い浮かべることができると読者様に思っていただけるのではないでしょうか? 


また「性癖にブスブス突き刺さって余韻が抜けない」という有難いお言葉を頂いた読者様からのリクエストに応え、書籍をご購入されたお方にはSSをプレゼントしております。

こちらは攻め視点になっております。どちらも是非、楽しんでいただきたいです!


SSは見開き冊子になっています。


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