9月4日ニチヨウビ、やってきました東京ビッグサイト。到着したのは七時半。台風の影響を心配しましたが、薄曇りで暑くもなく風もあり、まぁまぁいいじゃないですか!と喜んでいつもの要塞を激写。(この時は暑くなかった)
今回の新刊「新米AD深月の心霊事件簿」の表紙と挿絵を請け負ってくださったあーるさんと無事に合流。
「待ち合わせ15分前、良い感じ~。ね~🌸」と浮かれるたろまろ。しかに、浮かれた尻から、休憩テーブルのところにあーるさんのシルエットを発見。👀
待ち合わせは八時だったのに、しっかり七時半にいらっしゃって流石しっかり者。
「受付が一番端で遠いので、今から行きましょう!」とのアドバイスに従い、ポンコーズたろまろは安心してあーるさんに付いてひたすら歩きます。
遠い……ほんとうに遠い……ひぃぃっ……
駅ひと区間くらいあったのではないでしょうか?
田舎者のたろが音を上げます。
※たろのダメなところ、普段車ばっか乗ってるから歩くとすぐに足の裏が死ぬ(家族の中で一番遅いまろの歩くスピードをいつも速いと言うてます)
あーるさんがそんなたろに「夜中に(山から)出発して走ってきたんですよね? 疲れてませんか?」と労ってくれる(やさしい)
そんな労いの光景があったことすら気付かなかったまろの気持ちはすでに祭りへ一直線。
長旅?を終え、受付が終わりホッとベンチで小休止。
本当はスタバに行きたかったまろ。だけど、長旅だったので、近くのコンビニで我慢。
本当はゴディバを飲みたかったけど、コンビニの長蛇の列にカップのありかが分からずに断念。笑顔の奥で静かに涙を呑むまろ。
ようやく休憩だと思った矢先に既刊本が入った段ボールが行方不明というトラブルが発生していることに気付く。まろ狼狽えて泣き出す。「まぁまぁ新刊は印刷所から直行だから~」とフォローにならないフォローするたろ。その横で冷静にクロネコ営業所の電話番号を検索するあーるさん(女神)なんとか直電繋がり、すぐに確認しますとのこと。電話対応及び現地クロネコさんとのやり取りはあーるさんとたろが全て担ってくれました。
まろは終始オロオロ。頭の中は「落・ち・た」の3文字のみ。
着々とスペースの準備をする二人に、口を開けば「まだ電話来ないぃぃぃ」※ハプニングに激弱ポンコツなまろは頭がひとつも働きません。
冷静さと迅速さを持つ二人はなんとも頼もしい✨✨
二人がいてくれて本当に良かった。
このあと無事に段ボールも見つかり、クロネコ兄さんが暑い中元気に段ボール3箱をスペースまで持ってきてくれました。クロネコ兄さん本当にありがとうございます!
あーるさんの気遣いで飲み物を進呈するとクロネコ兄さんは「幸せです~🌸」と優しい笑顔で去って行く。なんと素敵な筋肉青年✨✨まろの目にはアポロンに見えました。
そんなこんなでなんとか開始ギリギリにスペースを整えることができました。
黄色が目に突き刺さりますね!
遠目から分かりやすいのでいいんじゃないかと自画自賛しておきます。
たろまろはスペースは派手なんですけど、別に集客力があるわけではなく。いつも「たろまろさんはどこかのぉ」と広い会場を探して来てくださる読者様頼りです。
毎回他のスペースを眺めては「ほえ~大人気だね~」なんて感心しているのですが、今回もそんな感じ。
ですが神読者様はいるもので、Twitterでお話したことがある読者様が現れ、お手紙やプレゼントをくださり新刊購入! ありがとうございます!
「よかったねぇ」とたろまろ泣いて喜んでいると、また別の神読者様が現れ、並んでいる新刊&既刊を「これと、これと、これと、これもください」とおっしゃり
「ええええええ!?(それって全部では!?)」
たろまろパニック&足し算ができなくなり慌てて計算機を取り出す。
弾きだされた数字に「ひー!」となり、「い、いいんですか?」とオドオド。とても挙動不審になってしまいました。すみません。ありがとうございます!
イベント開始直後は空調も効いてきたんじゃないか? などと思っていたのですが、めちゃめちゃ暑い。このイベントを楽しみにしていた参加者さん達の熱気で気温がグングン上がっているようです。
今回の新刊は二冊ありましたが、目玉はこちら『新米AD深月の心霊事件簿』です。
たろまろ初の挿絵あり小説!
挿絵は前述のたろまろを会場へ引率してくれたあーるさんです。枚数もあり、本当に大変だったと思うんですよ。それを「貴重な経験をさせてもらえるのは有難い。やってみたいです!」と、快く引き受けてくださいました。感謝してもしきれません。本当にありがとうございました! 可愛いちびキャラも描いていただいたので、缶バッチも作ってみました。
お買い上げいただいた読者様、ありがとうございます!
こちら「新米AD深月の心霊事件簿」は、エブリスタで更新していました、
〇the light of the Moon ~深月の心霊事件簿1~
〇深月の心霊事件簿2 囚われた記憶
上記二作に、書き下ろし〇an encounter<出会い編>僕らのはじまり
を掲載し、二段組231頁になりました。文字にして19万文字超えです。書き下ろしが思いのほかボリュームが出てしまいました。深月と御影さんの関係性や幽霊ホイホイが発揮されていて、ほのぼの楽しんでいただけるのではないかと思っています。
その後も神読者様が現れ「欲しい、けど、足りないからお金下ろしてきます」と……っ!
足りないってことは完全に予算オーバーですよね? 無理しないでっ!
と思わず心配して声かけしたら
「大丈夫です! そのために働いてますから!」と力強くて健気なお言葉を頂きました。
うう……有難い……すごく分かります~(涙)
その後、本当に(ATMから)戻ってみえて、なんとその読者様も全部買い(白目)してくださいました。そしてたろまろまたパニックで変な汗をたくさんかきました。
あああありがとうございます!
他にも新刊をちゃんと把握している読者様がみえたり、まろの手作りの紙バッグが欲しくて! とおっしゃって来てくださる読者様がみえたり、予想外の嬉しい出来事がたくさんありました。紙袋を「可愛い」と褒めてくださった読者様ありがとうございます!
まろも「作ってよかったぁ」と、とても喜んでおりました。良かった良かったです。
たくさんの書き手さんとの交流も嬉しかったですし、読者様の声を直接聞けるのも幸せですし、準備の大変さとか死んだ足の裏とか諸々の苦労が吹き飛ぶ一日でした。
今年もお庭に参加できて良かったです! そして心のこもったお土産をたくさんありがとうございました! 次回も参加できたらいいなぁ!
予約したビジネスホテルでお風呂の湯を溜めている間に撮影した尊いお土産の数々↑↑
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