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執筆者の写真たろまろ

第三十一回文学フリマ

更新日:2022年7月27日

11月22日日曜日。東京流通センタ―で行われた文学フリマ東京に初参戦しました。


参加してみて一番感じたのは、J.GARDENとは客層が全然違うということ。老若男女同じくらいの比率に感じました。子連れのファミリーもちらほらですがいらっしゃいました。


BLカテゴリでの参戦だったので、ブースの横並びはもちろんお仲間のサークルの方たちだったのですが、お向かいは別ジャンルのブースでした。

そんなお向かいのサークルさん達に見守られながら、せっせとボーイズ&ボーイズの麗しいポスターを貼りまくりました。


そもそもBLカテゴリの参加サークルが少なかったのかな? コロナの影響なのか、キャンセルするサークルさんもあった模様です。そんなこんなで人通りが他の通路に比べ、若干少なかったです。BL小説目当ての一般参加者様も少なかったと思われます。客層が違うので、当たり前と言えば当たり前ですよね。


もうひとつ感じたのは、「BL」と言っても、求めるものが違うということ。

実際にブースに来て下さった一般参加者様との会話でも、それは実感できました。

『文学フリマ』の名のとおり、萌えやエロよりも物語を重視される方が多かった。

購入作品も、新作短編集『夜夢の星々』が圧倒的に一番の売れ行きでした。

次に『田舎の子、都会で恋を覚える。』『冬桜』。

長編小説は値段も千円~とちょっとお高いのも要因かもしれませんが。


また、カタログを見るとBL作家さんもエンタメ大衆文学や、幻想文学の方にブースを登録されている方が結構いました。


上記を踏まえ、文フリはあえてジャンルを固定しない方が、より多くの方の目に留まるかもしれないと思いました。



ブース


今回のブースは半ブース。

お隣のサークル様はキャンセルでした。

すごく目立ってました! とのお声もいただきましたが、接客スペースがほぼなかったなと反省。やはり、半分のスペースでの設営プランを考えるべきでした。

販促戦略もJ.GARDENとは別物で文フリ用に考えた方が良さそうです。


今回、このようにスペースがギチギチの為、お品書きを設置できませんでした。

すっかり自分たちの値段確認用になってしまったお品書きはこちら。




文フリ用にと本の内容がわかりやすいように配慮したお品書き。

これを表に出した方が良かったなと。

ポスターは目立つけれど、設営ブースを改めて見てやはり本を選ぶには情報量が少ないと感じました。

文フリでは、「どういった内容の本なのか」これが重要な気がしました。

それは、自分で会場を回ってみても感じたことです。

気になって購入した作品は内容が分かりやすかった。

目を引くのはもちろん大事だけど、判断材料がないとそのまま通り過ぎてしまう。

近づいてみて、ちょっとでも情報がわかれば興味も湧く。

当たり前のことなのですが、今回その対応ができていなかった😫


イベント3回目の出店で、気付いたのは新参者である我々はイベント後半が本番ということ。

お目当てのブースを回り終えた一般参加者様が、ふらりと立ち寄ってくれるのが後半。

なので、前半は交代でお買い物&情報収集タイムにあてた方が良さそうであります。





チラシの話


今回は50部用意し、こちらは完配。頑張りました!

前回25部で中盤前半に配り終えてしまい。コンビニひとっ走りし、追加コピーをしたため倍の部数を刷ったのだけど、残り1時間程で配り終えたので次回は60~70ぐらい刷り、頑張って配っていきたいと思います。

チラシは毎回コンビニでカラーコピーしているのですが、部数が多くなるほど印刷所さんにお願いした方がお得で綺麗だよね。と三回目にして学習したので、次回は頼もうと考えています。

となると、もっとスケジュールを前倒しにしていかなくてはいけないってこと‼

スケジュール管理もっとできるようにならなければ💦

実は今回のチラシも出発前の明け方にコンビニでコピーし、車の中でせっせとオリオリしていたからなぁ😓



嬉しい出会い


コロナ影響もあり、読者様との出会いは諦めていた中で……ありました‼

エブリスタの読者様で『八月三日』を読んでくれたとのこと。

出会えたよーーー!!

続編の『夏が過ぎて』と『ネモフィラの誓い』。それに、新刊の短編集『夜夢の星々』もご購入して頂きました。

本当に嬉しかった😊

続編はどちらも『八月三日』を読んで下さった方には是非読んで頂きたい作品に仕上がっているんです!

一ノ瀬と白崎をもっと身近に体感できる内容なので!


また、今回は男性の方もチラホラ覗きに来て下さいました!

いいのかな? 大丈夫かな? と思いつつ、本をご紹介しました。


興味もって、見本をいろいろ手に取って読んでくださり、その様子をちょっとドキドキ緊張しながら見守りました。

パラパラっとページをめくって、終わりかな? って思っていると、目次を見て、またページをめくってと何度も繰り返して下さり、「吟味してくれてる!」と感動しました。

そして、お買い上げしてくださった作品は『田舎の子、都会で恋を覚える。』です。


短編集辺りが読みやすくていいかな? と思ったのですが、ガッツリ長編を選んでもらえました‼ すごく嬉しい‼


また、若い男性にチラシを渡すと立ち止まってくれたので、「どんなお話が好きですか?」と尋ねると「初めてで分からない」とはにかむ。可愛い😍

これは責任重大っ! と初めてがいっぱい詰まった『田舎の子』をお勧めしました。彼の中で大事な一冊になると嬉しいなぁ😊

ジャケ買いしたって間違いなしの青春王道BLハッピーエンドの物語。

自信を持ってのお勧めです。




そして、素敵な作品にも出会えました。

ビックリしたのは、皆さんどの作品も本当に凝ってらっしゃる!!

装丁だけでなく、本文の一頁一頁のデザインも個性的で、一括りに小説と言えないほど個性と愛と熱に溢れていました。これぞまさに、作品!!

こういう遊び心というか、こだわりぬいた作品作りも商業にはない同人誌ならではなんだろうな。


とても勉強になりました。

製作費もすごくかかっていそうだけど、たろまろも自分たちのできる範囲で遊び心を入れていきたいな。


会場のこと


会場は搬入用の大きなシャッターが開いており、とても涼しかったです笑。日中もいい感じに風がそよぎ、空気の流れが常にあったので安心でした。

たろまろもマスク着用、検温はもちろんのこと、代金トレーは一回ごとに除菌シートで拭き、手指も高濃度アルコールジェルで清潔を心掛けました。

会場内の密を防ぐため、A~Fぐらいだったかな? 入場制限がかけられており、分割された人の流れも、販売しやすかったように感じました。

じっくり見本を見てもらいたいですが、人が溜まっていたら手に取って吟味しにくかっただろうから、コロナ終息後も是非続けて欲しいシステムだと思いました。


売り上げ


前半戦は毎度ながら、どうなることかとひやひやしました。

でも、中盤から後半の追い上げのおかげでまずまずの結果だったと思います。

次回文フリ仕様でプランを練りつつ、今回の反省点を生かしつつ、また是非参加したいです!!


次の文フリは【東京流通センターにて、5月16日】です!!

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